MMジョイントDS型
高耐久でシンプルな埋設型ジョイント。
革新的な橋梁伸縮装置です。(NETIS登録番号:QS-150082-A)
MM-JOINT・DS型は、 特殊バインダーとDS骨材の主材料に加え、プライマー、バックロッド、ギャッププレート、ピンから構成される、シンプルで高耐久性の橋梁伸縮装置です。
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ドライバーの視点
車両走行性に優れ、快適に走行できます。
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沿線住民の視点
騒音や振動の発生を抑え、周辺環境に悪影響を及ぼしません。
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道路管理者の視点
施工性、耐久性、防水性に優れ、橋梁本体への負荷を低減させる結果、管理運用上の経済性が格段に向上します。
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快適な走行性
既設の舗装と同様のアスファルト主体の伸縮装置であるため、通過時に違和感がなく、騒音、振動の発生を抑制して走行性が良好です。
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優れた耐久性
耐流動性(復元力)が高く、耐磨耗性に優れているため、わだちや段差が生じにくい材料です。低温時の伸び特性、弾性に優れ、ひび割れ、背びれが生じにくい材料です。高いゴム弾性をもつバインダーにより、剥離抵抗に優れ、剥がれが生じにくい材料です。
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高い防水性
付着性、伸縮性、防水性に優れた特殊バインダーがDS骨材を完全に密封して、一体構造となり内部への水の侵入を防ぎ、橋梁の長寿命化を実現します。
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容易な施工性
構造がシンプルなため施工時間が短くなます。舗設には転圧作業機材以外の施工機械が必要ありません。 特殊バインダーの現場溶解には自動温度管理付きの専用溶解機を使用し、品質管理も万全です。
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優れた経済性
従来の突合わせジョイントと比べ施工費が安価です。また、損傷の大小にかかわらず同材料での部分補修が簡便に出来るため、ランニングコストが非常に安くなります。さらに、構造物の耐久性が向上し、トータルの維持管理費を抑える効果も期待できます。
SMジョイント
伸縮装置目的補修工法。
後打ちコンクリートを撤去せず老朽化したゴムのみを補修することで安価で高性能な防水を実現した工法です。(NETIS登録番号:QS-150082-A)
古くなった伸縮装置、特に伸縮ゴム部分の劣化は、止水機能を失い支承部の発錆による破損や桁・床版のクラック発生の原因となります。
従来伸縮ゴムの劣化が発生した場合は、ジョイントの後打コンクリートが健全にもかかわらず、伸縮装置全体を取り換えるという手法が取られてきました。
「SMジョイント」は後打ちコンクリートを撤去せず、劣化した伸縮ゴムのみを取り替える工法として開発されたものである。
この工法を用いると、施工中躯体への振動・衝撃といった負担を最小限に抑え、施工時間の短縮による交通障害の低減、撤去に伴う産業廃棄物の削減も実現することができる。
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経済的な施工を実現
老朽化した伸縮ゴムのみを取り替えるので、装置全体の取り替え工事と比較すると費用を約65%削減できる。
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施工性の向上
撤去、設置、養生時間は従来の3割で、工期の大幅な短縮が可能。
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高性能な防水を実現
高粘弾性材料により、伸縮性、止水性、耐久性に優れている。
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環境にやさしい
工事中に騒音、振動、産業廃棄物の排出を大幅に削減でき、CO2の発生を抑制する。
【Ⅰ型】2成分で構成された特殊ウレタン系樹脂材
【Ⅱ型】高弾性アスファルトバイイダーと専用骨材
PAジョイント
NEXCO性能照査型規定準拠タイプもある欧州生まれの最新埋設型伸縮装置。(NETIS登録番号:KK160033-A)
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耐久性・伸縮性能
従来型特殊合材装置に比べ耐久性・伸縮性能が格段に優れ、特にヨーロッパでの耐久性検査(わだち確認)では特殊合材装置100回転に対し30,000回転、日本国内のホイールトラッキング検査でも63,000回転以上で変位量わずか0.08~0.2mmという数十倍~数百倍の強度が確認されています。
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静粛性
埋設型の特性である静粛性は、本体を常温で流し込みコテ仕上げにより平坦に施工できるので、従来型埋設型ジョイントより遙かに向上しています。
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止水性
地覆も同じ素材で対応可能なため、特殊ポリウレタン系樹脂ならではの止水性も万全で二次止水の必要もありません。
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耐震性能
最大の特徴である、360度全ての方向に対して最大104mmまでを保つ伸縮性能により耐震性能も優れています。
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施工性
横目地のみならず縦目地、斜め目地にも対応可能ですので、今まで埋設型が選択出来なかった箇所においても設置可能な埋設型伸縮装置です。